「中国政府は南モンゴルへのジェノサイドを直ちに停止せよ」世界同時記念抗議活動が行われた
5月7日(日曜日)、世界中で「5.11南モンゴルを応援する日」として、日本(東京・名古屋・大阪・福岡・札幌・新潟)や欧州(オランダ)などで南モンゴルに対するジェノサイドを即時停止するよう中国政府に対する抗議活動が行われました。
南モンゴル人は、環境破壊から草原を守り、自由・人権・尊厳のための闘いを続けてきました。2011年5月11日、開発業者の中国人が、抵抗する牧畜民のメルゲン氏をトラックでひき殺し、わずかな補償金を出しただけで「モンゴル人の命はこれくらいのものだ」という暴言を吐いた事件が起きました。
メルゲン氏は、自分たちの牧草地を守るために破壊され続けていた場所でひき殺されました。それ以来、南モンゴル人の人権活動家であるヤンジンドルマー女史は、メルゲン氏のために「モンゴル人の故郷を守る記念日」として5月11日を呼びかけ、当局に何度も拘束されたり、刑務所に入れられたり、威嚇されたりしていますが、現在は行方不明です。
12年前の5月11日、若き牧民であるメルゲンさんが、モンゴルの草原を守ろうとして開発業者の漢人にトラックで故意にはねられ、尊い命を奪われました。現在、南モンゴル人の子供たちが母語による教育まで奪われようとしています。
そのため、南モンゴルの現状を世界に知らせ、良識ある世界中の人々の支援を呼びかけるために、継続的な抗議活動が必要です。海外在住の南モンゴル人たちは、毎年5月11日を「南モンゴルを応援する日」と定め、国際的な抗議活動を行っています。
今年の5月7日、南モンゴル人たちの声なき苦しみを代弁するために、海外の南モンゴル人同胞たちは、中国政府の南モンゴルに対するジェノサイドに対する抗議のため、国際的な同時行動を行いました。南モンゴル人たちは、草原を守るために苦闘し続けており、その声を世界に届けることが必要です。
このような状況下で、南モンゴル人たちは勇気を持って抗議活動を行っています。我々は彼らの声に耳を傾け、彼らが置かれている状況を理解することが大切です。私たちは、南モンゴル人たちが自由で平和な生活を送ることができるよう、彼らと共に闘い、支援をすることが必要です。
今も南モンゴル人たちの戦いは続いています……
#草原の破壊をやめろ #不当逮捕者を釈放しろ #ジェノサイドをやめろ #FreeSouthMongolia
以下は、オランダ中国総領事館での抗議活動 の様子です。