国際フォーラム趣意書「南モンゴル自由・独立運動の歴史と展望」

国際フォーラム趣意書

南モンゴル自由・独立運動の歴史と展望 

1. 背景

南モンゴル(内モンゴル自治区)は、本来、モンゴル人がその独自の文化と遊牧生活を営む地域でした。しかし20世紀初頭以降、この地域は外部勢力の支配を受け、モンゴル民族の自由と自決は大きく制限されてきました。特に中華人民共和国建国に伴う1949年の「内モンゴル自治区」設置以後は、民族の伝統文化や遊牧民としての生活様式は全否定され、文化大革命時は民族ジェノサイドが起こり、現在では母語までも抹殺されています。南モンゴルの人々は自由と独立、そして民族の尊厳を守るため、100年にわたり戦いを続けています。

2. 趣旨

本フォーラムは、南モンゴルにおける過去100年間の自由・独立を求めた歴史を再評価するとともに、単なる歴史回顧にとどまらず、現在進行中の人権侵害や文化抹殺の実態を暴き、未来に向けた国際的連帯と行動への提言を行う。

3. 開催目的

・歴史の検証:南モンゴルにおける自由と独立の運動史を再検討する。

・人権啓発:中国政府によるモンゴル言語・文化・宗教への弾圧を国際社会に発信、改善を求める。

・国際連帯構築:各国の研究者、人権活動家、政策決定者、市民団体による連帯と協力体制の構築を目指す。

・将来への提言:南モンゴルにおける民族自決権確立と文化保護のための政策提案を行う。

4. 開催概要

・名称:国際フォーラム「南モンゴル自由・独立運動の歴史と展望」

・日時:2025年10月9日

・場所:衆議院第一議員会館(オンライン併用)

・主催:「南モンゴル自由・独立運動の歴史と展望国際フォーラム」実行委員会

・参加対象:研究者、人権団体、国際機関、市民、メディア関係者

・形式:基調講演、パネルディスカッション、証言発表、パネル展示、共同声明採択

会場:衆議院第一議員会館 B1F 大会議室(オンライン併用)

主催:国際フォーラム実行委員会

 代表 オルホノド・ダイチン(南モンゴルクリルタイ常任副会長)

 代表 ダルハド・ハスチョロ(世界モンゴル人連盟 理事長)

参加費:無料(事前申込制)

お問い合わせ・お申込先

E-mail:info@southmongolia.org