第三回南モンゴルクリルタイ世界大会宣言
本声明は、**南モンゴルクリルタイ(世界南モンゴル会議)**が、
2025年10月10日および11月29日の二度にわたる会議を経て、
第三回南モンゴルクリルタイ世界大会参加者の総意として採択した公式宣言です。
中国政府による南モンゴルにおける民族・文化・言語への体系的抑圧を、
国際法上のジェノサイド行為として明確に指摘し、
南モンゴル人民の民族自決権および独立建国の正当性を国際法の原則に基づき訴えています。
以下に、採択された声明全文を掲載します。
南モンゴルクリルタイ第三回大会宣言
私たち南モンゴルの同胞は、1949年の中華人民共和国建国以来、遊牧生活を基盤とする伝統文化と信仰を否定され、文化大革命期には数十万に及ぶ犠牲者を出す民族ジェノサイドの惨禍に晒されてきた。今日においても、中国政府は草原という生活基盤の破壊と母語教育の全面的抑圧を継続しており、これは国際連合のジェノサイド条約(1948年)に定義される「民族集団に対する破壊行為」に該当する行為である。
南モンゴルの人々は屈服していない。母語を守り、草原を守るために、自由と尊厳を賭して闘い続けている。海外のすべてのモンゴル人は、南モンゴルの同胞を救う責務を負っており、国際モンゴル人連帯組織であるクリルタイは、この使命を全力で遂行することをここに宣言する。
中国政府による相次ぐジェノサイド政策によって、南モンゴルの命と文化を守るためには、民族自決権の確立、さらに言えば国際法上保障される独立したモンゴル国家の建設以外に、現実的な選択肢は残されていないことは明白である。国連憲章第1条、国際人権規約及び国際法上の民族自決の原則は、民族が自らの政治的地位を自由に決定する権利を保障しており、南モンゴルの独立建国の権利は国際法的にも正当である。
近年、中国は台湾に対して武力を背景とした威嚇と圧迫を繰り返し、周辺国への領土拡張を推進し、国際秩序を根本から揺るがしている。この21世紀における中国の侵略・拡張主義は、自由と平和に対する最大の脅威であり、南モンゴルのみならず、チベット、ウイグル、香港などの諸民族に共通する危機である。
私たち南モンゴルクリルタイは、同じ志を持つ南モンゴルの他の団体および、自由と民族自決を求めて闘うチベット、ウイグル、香港などの団体と連携を深めつつ、民族自決権と独立国建設の権利を実現するまで闘い続けることを、国際法に基づき厳粛に誓う。
私たちは国際社会に対し、国際法上の義務として南モンゴル人の民族自決権を尊重し、中国政府によるジェノサイド行為の即時停止を強く求める。
南モンゴルの自由と未来を守るため、私たちは世界の正義と団結し、闘いを継続することをここに宣言する。
2025年11月29日
第三回南モンゴルクリルタイ世界大会参加者一同
