中華人民共和国は建国してからの70年、暴虐の限りを尽くしてきました。
国内では、大躍進政策、文化大革命、六四天安門事件など、数千万人が命を落としています。そしてウイグル、チベット、南モンゴルの諸国を侵略し、文化の破壊、宗教の否定、言語の禁止、民族浄化を行っています。
今、ウイグルでは、数百万人が収容所に入れられ、洗脳され、臓器を抜かれ、民族浄化されています。この状態が続けば、ウイグル人は地上から消滅し、ウイグル人はいなかった事にされるでしょう。
また香港では、「一国二制度」を50年維持すると約束した中国は、今年になって国家安全法を制定し、「一国一制度」に変更し、高度な自治を破壊しようとしています。
中国共産党は世界の覇権を本気で狙っています。中国共産党のやる事を放置すれば、世界は再び暗黒の「植民地時代」に戻るでしょう。そして犠牲となるのは、次の世代です。
コロナ危機をきっかけとして、中国の意図が世界の人々に明らかになっています。欧米では、議員を中心に反中国の活動が活発化しています。日本でも124名の国会議員が、国家安全法に反対の署名をして下さいました。
明けない夜はない。夜明け前が一番暗い。私達は必ず、自分たちの民族と、土地を守り抜きます。日本も他人事ではありません。中国が狙っている沖縄や北海道も、このまま放置すれば奪われてしまうでしょう。
自由と人権、民主主義を愛する世界の人々と連帯して、中国共産党の支配を終わらせましょう。
【日時】2020年7月12日(日) 集合:10時半、デモ出発:11時半
【集合場所】代々木公園けやき並木(NHKホール前)
【主催団体】日本ウイグル協会、Stand with HK@JPN
【協力団体】南モンゴルクリルタイ、 台湾研究フォーラム、Students for a Free Tibet Japan
※当日は主催者の指示に従ってください。
※民族差別的なシュプレヒコールやプラカードはお断りします。
※コロナ対策・熱中症対策は各自でお願いします。
【ウルムチ事件の追悼】
2009年の7月5日に、東トルキスタンのウルムチで、中国政府の対応の改善を求めるため、ウイグル人の若者による平和的なデモが行われました。しかし中国政府は武力を用いてこれを過酷に弾圧し、大勢の無実の人々が虐殺されました。
それから毎年、このウルムチ虐殺の追悼のための行事が世界中のウイグル人コミュニティで開催されています。
【国家安全法】
香港版国安法とは、雨傘革命と昨年からの民主化デモを受けて、中国が香港を完全に支配しようとする「強力な措置」となります。
中国共産党が19年10月に発想し、全人代に提出しました。香港での審議を待たず、8月に施行の方針です。
9月の香港立法会選挙で、香港の民主派が勢いづくことを恐れているためと考えられます。香港史上最も暗い日、最も恐ろしい法律になるだろうといわれ、一国二制度の終焉に向けたカウントダウンがはじまっています。