第二回クリルタイ世界大会が今月の20日から25日まで日本にて開催されました。会議への高市早苗先生メッセージを紹介します。先生は、「南モンゴルを支援する国会議員連盟」の会長でもあります。
ーーーーーーーーーーーー
第二回クリルタイ世界大会の開催、誠におめでとうございます。母語や文化を守り、民族自決の確立のために戦い続けてきた皆様の活動に改めて敬意を表します。
日中関係は、我が国にとって最も重要な二国間関係の一つであり、両国は緊密な経済関係や人的・文化的交流を有しています。同時に、中国との間には、様々な懸案が存在しており、南モンゴルをはじめとする人権問題はその最たるものであります。
安定した日中関係は、両国のみならず周辺地域や国際社会にとって重要であります。しかし、政府・与党が中国政府に対して主張すべきはしっかりと主張し、中国側の具体的な行動を強く求めていくよう促していくことが必要です。
「南モンゴルを支援する議員連盟」には、常にそうした強い姿勢で臨み、関与し続けていくことが期待されており、議連会長として私はその先頭に立つ覚悟です。
最後になりますが、大会のご成功とご出席の皆様の益々のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、ご挨拶と致します。
令和三年十一月二十五日
南モンゴルを支援する議員連盟
会長 高市早苗
