【5・11、南モンゴルを応援する日】5月8日 世界同時記念抗議活動報告
2011年5月11日、開発業者の中国人が草原を守ろうとした遊牧民をトラックで轢き殺した事件。運転手は「俺たちのトラックには保険が掛けてあり、臭いモンゴル遊牧民の命なんて4万元にしかならない」と言い放った。南モンゴル人の怒りは激しい抗議運動を呼び起こし、5月11日は「南モンゴルを応援する日」となった。
その事件から11年。モンゴル語教育も学校でできなくなるなど、状況は悪化するばかりだ。中共による南モンゴル支配の状況は悲惨で、まさに民族の消滅が図られている。このことを世界の皆さんに知って頂くため、「5.11南モンゴルを応援する日」記念抗議活動が5月8日に世界各地で実施された。日本では、東京、大阪、名古屋、福岡、新潟、北海道の中国大使館・領事館前での抗議活動を実施。午後1時半から都内でまた浅草でデモ行進が行われた。 モンゴル人、ウイグル人、チベット人、香港人、日本人支援者が参加した。
また、南モンゴルを支援する国会議員連盟の事務局長の衆議院議員宮澤博行(自由民主党)先生、事務次長の衆議院議員杉田水脈(自由民主党)先生、南モンゴルを応援する全国地方議員の会の会長笠間昇先生およびダライ・ラマ法王代表事務所代表アリヤ博士などから応援メッセージを頂いた。
このほか、アメリカ、モンゴル(5月11日)、オランダ等でも抗議活動が行われた。
感謝のメッセージ
都内での中国大使館前と浅草のデモ行進の担当者になってくれた、「南モンゴルを応援するする日本人の会」の会長古川フミエイツさん、事務局長の佐藤たかしさん。大阪・名古屋・福岡・新潟・北海道の中国領事館前での抗議を担当し、連絡に走り回ってくれた「利他利他有興会」の安保智子さんをはじめ、皆様に感謝申し上げます。お疲れさまでした。そして同じ運命に直面しているチベット・ウイグル・香港の皆様、さらに日本人の皆様、応援に来てくださりありがとうございました。陰から応援してくださった全ての方々にも、心より御礼申し上げます。
2022年5月11日
5・11記念抗議活動組織委員会