日中韓三カ国環境大臣会合に合わせた中国政府に対する抗議活動
11月3日(金・祝)13時~ JR名古屋駅西口
中国の支配による各民族への弾圧は、住民に対するものだけではありません。何千年にも渡るその地域の自然環境で生きる知恵を、中国政府は全く無視し、地球規模の環境破壊を招いています。
チベット、南モンゴル、東トルキスタン(ウイグル)の地域はいずれも降水量が少なく、乱開発を行うとすぐに砂漠化します。
いま日本でも問題となっている黄砂は、ゴビ砂漠からくるものが多いとされますが、地下資源の乱開発を行い、遊牧民を草原から追い出し定住化させ、無計画に大量の中国人を移住・耕作させて砂漠化を加速した中国政府に責任があります。チベット高原を水源とする河川の流れは、大量に設置されたダムのために改悪され、南アジア、東南アジアなどの各国に被害を及ぼしています。
さらに中国政府は1968年から東トルキスタンのタクラマカン砂漠で大規模な核実験を行い、大勢のウイグル人が即死、放射能被害を受けたものの、彼らへの保証などはまったく行われていません。
被害者への補償や環境保護を訴えてきた人々は拘束され、彼らの声は封殺されています。
中国は経済一辺倒の政策下で大気や水質を汚染し、流域や海洋に深刻な被害を及ぼしてきました。大腸菌や重金属の値が基準値を超えるような水を、香港は高額な費用を払って広東省から購入しています。海洋建造物でシロイルカの生息環境を破壊するなど、生態系への影響も甚大なものとなっています。
また中国は世界最大の二酸化炭素排出国であり、いま世界的な課題である地球温暖化が解決されるかどうかは、中国次第であるといえるでしょう。
このように環境破壊大国である中国政府に反省を促し、改善を求めるため、三カ国環境大臣会合の会場となる名古屋にて、連帯の抗議行動を行います。ご参加よろしくお願いいたします。
呼びかけ:Students for a Free Tibet Japan、在日チベット人コミュニティ、日本ウイグル協会、南モンゴルクリルタイ、世界モンゴル人連盟社会・政治部、日本香港民主連盟、Stand with HK@JPN、在日台湾同郷会